「私が考えることは普通の人とズレている」

「私の人間性って終わってるんだ」

ってずっと思って生きてきました。

厳しい家庭で育ったから、というかよく怒られていたから？ですね。

子供ながらに考えはちゃんとあっての行動だったけど、

それらを激しく否定されるものだから私も反抗で言い返し、

親もヒートアップして余計にひどい言葉でねじ伏せようとするっていう悪循環でした。

お互いにどういう考えなのか落ち着いて話し合いができればよかったかなと思いますが、

親のそんなつもりで言っていない言葉も、

幼い私は勘違いして受け取りそのまま育ったので

気付いた時には自己肯定感皆無の人間が出来上がってました。

大人になった私の人生は、

あからさまにおかしなこと言ってる人に出会っても、

「この人にもこの人が主人公で生きてる人生があって、この人にとってはこれが普通なんだよな」

「だったら死ぬわけじゃないし、私が我慢しよう」

で相手が傷つかないようにさりげなく軌道修正できるよう広範囲に根回ししたり、

全部言わずに我慢したり。

毎日疲労とストレス、ストレス、ストレス！そんな生き方をしてきました。

簡単に言えば、自分が「えっ。。。」て思うことも、

相手にとっては当たり前で悪気はないんだよな。で受け入れてしまうって感じです。

極端な話、生まれたときから手で箸をつかって食事をするのが当たり前で生きてきたけど、

ある日突然、手で箸使うとかありえない‼汚いんだけど！普通足でしょ⁉って言われても、もう今さらすぐには適応できないじゃないですか。

めちゃめちゃ極端な話をしちゃいましたけど、

幼少期～学生時代の「悪気ない行動を激しく否定されて嫌な思いをしてきた」ことが原因で、

その人がそうである原因はその人ではなく、これまでの環境のせいだから、この人自体を否定するのは違うな。

と、自分を犠牲にしてまで何でもかんでも受け入れてしまってました。

そうすると普通「え、この人やばい」ってみんなが気付いて離れるタイミングで気づけず

一緒に居続けて、今までいろんな大変な目に遭ってきました。( ˘•ω•˘ )

幼少期から否定され続けて褒められた記憶がなく、

高卒で上京して親元を離れた後も変な人からの被害に遭い続けた私はとにかく心配性で、

いつも不安に押しつぶされそうでした。

そんな私が救われたのが「空」。

ベタだけど、空は私がどん底に堕ちていかないための「リセットの印」。

職場で重要な任務を任されていた頃、休憩は必ず外の空気を吸いに行ってました。

その時いつも空がすごいきれいな夕焼けだったので、

それから外に出る度に空を気にし始めたのがきっかけでした。

丁度その時期、仕事もプライベートもストレスＭＡＸで結構ヤバめな精神状態だったのですが

職場の屋上で空を見ればほんとにきれいな夕焼けが広がって毎度癒されて、

「あぁ私って人からの癒しを求めてたからずっと苦しかったんだなぁ」

「別に人からじゃなくても癒しって得られるんだ」

って気づいて、それから嫌な事や辛い時は空を見に行くようになりました！

私のリセットの印。

・空を見たら、あれこれ考えるのはやめる

・空を見たら、今までもなんだかんだ生きてきたから大丈夫って思う

・気持ちをリセットする

空はどこまでも続いてるし、どこかで同じように空を見ている人もいるから独りじゃない。

それにいつも違った表情で見飽きないです。

眠れない日は早朝に散歩して朝焼けをみたりして、

「私はこの朝焼けを見るために眠れなかったんだ」

って言い聞かせたりしたこともあるなぁ笑

今はもう、自分を守るのが最優先！がモットーで、何でもかんでも受け入れることはやめましたが

名残でちょっとした事で気分が落ち込みやすい方ではあるなとは思います。

でも「まぁいっか」で空を見ながら今日も元気に生きています。

ちなみに、私がこうして不安になりやすかったりショックで落ち込みやすかったりして

生活しづらかったのを育った環境のせいで、とか親のせいで、とかも思っていません。

そういうのが原因だったかもしれないけど、じゃあどうする。って話で。

過去は頑張れないけど今と未来は頑張れる。

だから起きたことをどうこう言っててもしょうがないので今を頑張ってます♪

未来も頑張り続けたい。

起きたことには意味がある。それらがなかったら空の良さを知らないままだったかもしれないし、

こうして人に話すこともできなかった。

私が今まで受けてきた苦しさを、私を慕ってくれている人たちには味わってほしくないから。

だからこうやって文章や、Denphalaeの作品で伝えています。

私の経験を通じて、自分の道しるべになる物を見つけてほしいなと願っています^^