2025.12 Denphalaeコレクション

―溶けて色めく―

溶けるほどに色はあらわれ、
ほどけるほどに、私は彩づく―


降っては積もり、溶けていく。
ただ消えるのではなく形を変えて
新たな色を生み出す様子を
服に留めました。


雪は溶けても消えず、
揺れた景色へそっと色をひそませてゆく。
それは人と重なり、
手放すたびに織りなす未知の色。

溶けて色めく──
あなただけの彩が、今 花ひらく。

コレクションラインナップ

ささめ雪

さらり、かすかに、あわく降る。
触れた気配だけが残るほどの繊細さで、
心にふんわり舞いおりる雪の音。
まだ色のない、まえぶれの景色。

みぞれ

解けながら、混ざりながら、
境界をほどくように落ちてくる。
しろでもなく、あおでもなく、
その途中の色が、ひそかに息づく。

ざらめ雪

積もって、溶けて、
その跡に刻まれるのは、強くもやわらかな形。
時の流れにゆだねながら変わっていく中で、
たったひとつだけ、変わらずに残る──
あなたの本当のかたち。

六花

ちらちらと舞い降りた粒が重なりあい、
やがて羽をひらく。
風に身をまかせ、
大空を自由に飛びまわる。
次の物語へと。

テーマ作品の購入は「定期便」がお買い得です

静かに色づきはじめる、あなたの冬へ。

溶けるたびにあらわれる色を、
そっと日常へ。